C級コーチライセンス講習 通信課題について

C級コーチライセンス講習 通信課題について
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バタコーチです。

今年もC級コーチライセンス取得講習会の時期がやってきました。

私は2016年に受講しましたので2年前になります。今年はちの宮川FCから2人のコーチが、新たに取得目指して受講するそうです。これから3か月応援したいと思います。

今回は、講習会を受講した際に出された課題についてです。年末年始の間の宿題として出されたもので、テーマはこちらの2つです。

■こどものスポーツ環境をより良いにしてくために、今あなたにできることは何ですか?

■あなたがサッカー指導者としての資質を高めていくにあたって、必要であると感じている学術的な知識はどのようなものですか?

このテーマについて、A4用紙1枚程度で自分の考えを文章にまとめる、というものになっています。

拙い文章でお恥ずかしい内容ですが、初心を忘れないためにも、ここに残しておきたいと思います。

こどものスポーツ環境をより良いものにしていくために、今あなたに出来ることはなんですか?

 

私は、少年サッカー卒団者が、中学以降にサッカーから離れてしまうことが非常に気にかかっています。なぜ、サッカーから離れてしまうのかを考えたとき、サッカーを離れてしまう多くの子供は、小学生年代でサッカーの楽しさ、喜びを得る機会が少なかったのではないかと推測しました。サッカーで一番盛り上がる瞬間は、ゴールを決めた時と試合に勝利したときだと思います。やはりサッカーの真の楽しさを知るためには、個人として、そしてチームとして一定のレベルまで上達することが不可欠だと考えます。そこで私は、まずは諏訪地域のサッカーレベルの向上に貢献したいと思います。

現在、長野県内でも諏訪地域は他地域のチームと比較するとレベルが落ちていると感じています。その原因を私なりに分析してみましたところ、多くのチームは親コーチによって成り立っており、そのほとんどの親コーチの方は「コーチング」を知らないまま子供達へ指導していることが挙げられると考えています。

また親コーチは、自身の子供の卒団に合わせていなくなってしまうことが多く、指導のノウハウが蓄積されていかないことが、諏訪地域低迷の大きな要因ではないかと考えました。

そこで、私は、所属している少年団のコーチだけでなく、諏訪トレセンのコーチもしているため、この立場を最大限利用して、所属チーム内はもちろんのこと、諏訪地域全体のチームの親コーチや、その他保護者の方などの希望者に対し、C級コーチ講習で学んだコーチングのノウハウを伝える活動を行いたいと考えております。

そして、諏訪地域の各チームの親コーチの方々が、日本サッカー協会が小学生年代に求めている技術やサッカーの知識など一通りのレベルを理解した上で、各チームの色を出した指導を行い、更にお互いのチームが切磋琢磨することで、地域全体のレベルアップを実現することができればと思います。

その結果、中学生年代や、更に高校年代以降になっても、サッカーを続けていってくれる子供が一人でも多く増えるように、小学生年代でサッカーの楽しさを教えてあげられる環境を作り上げていきたいと思います。

あなたがサッカーの指導者としての資質を高めていくにあたって、必要であると感じている学術的な知識はどのようなものですか?

 

私は、サッカーの指導者としてより資質を高めるために、「心理学の知識」がとても有効であると考えています。そもそも心理学とは、「心と行動」の学問であり、その知識をうまく利用することで、子供たちへより望ましい行動を促すことが可能になると考えます。

そこで、心理学の知識を推す理由の一つは、指導を受ける子供たちのモチベーションのコントロールにあります。子供たちは非常に多感であり、感情やモチベーションの起伏がとても大きいです。そのような子供たちを見ていて、試合やトレーニングにおいて「やる気」の大きさが成果に大きく影響すると感じています。子供たちに対する日々の声掛けなどのコミュニケーションにおいて、心理学の要素を活用することで、子供たちが前向きに活動に取り組むようになることを期待しています。

次に心理学の知識を推す理由としましては、保護者やコーチ仲間、その他関係者との信頼関係の構築にあります。少年団のコーチという立場では、子供たちに対する指導が大きな役割ではありますが、保護者など大人同士の良好な関係性が不可欠です。特に保護者は子供と最も多くの時間を過ごすため、その影響は計り知れません。その保護者からより良い印象を持ってもらい信頼して頂くために心理学の要素が活用できると考えています。

その他にも、自分自身のマインドコントロールにも利用できそうです。子供たちにいくら親身に指導しても伝わらないことや思うようにならないことは多くあります。そのようなときに自身の心を整え、冷静に対処することができるようになりたいと思います。その場の感情での発言は、概ね相手を傷つけるだけで状況は良い方向に進まないので、熱くなったときほど冷静でいられるようになりたいと思います。そのような場面でも心理学は役立つと考えられます。

上記のような理由から、より良い指導者へなるために心理学の知識を習得できれば良いと考えました。

 

読み返してみると、今こうしてブログで私の知見を公開し共有していることが、ノウハウを伝える活動の一環になっていますね。

今後もより広く考えを共有していけるように頑張りたいと思います。

 

では