2021年度 ⻑野県トレセンスタッフミーティング

2021年度 ⻑野県トレセンスタッフミーティング
Pocket

バタコーチです。

2021⻑野県トレセンスタッフミーティングが開催され参加してきました。Zoomでのリモートミーティングと実技になりますが、本件記載はミーティングの内容になります。ざっくりとメモを取ったものを振り返りたいと思います。

NFA2020年宣⾔にもとづくアクションプラン2030について

2028年長野県国体で優勝を目指す。
これに向けて、
2023年までに全トレセンを認定トレセンにする
2030年までに長野県内にB級所有者を300人にする。
など

長野県サッカーのレベルアップを図り、全国で活躍できる選手を輩出することを目指していると解釈しました。小学生年代の積み上げがとても大切になりますので、責任を持って取り組みたいです。

21年度トレセン実施時におけるテーマ・メニューおよびスケジュールの考え⽅

テーマ

U-12:
ナショナルトレセンU-12 2020のテーマ ゴールを奪う/ボールを奪う/ゴールを目指す(ポゼッション、崩し)

U-11:
2016 C級指導者実技メニューの9テーマ

U-10:
2012 C級指導者実技メニューの9テーマ

これまでは諏訪トレセンにおいては、U-10でもナショナルトレセンのメニューをベースにしていましたが、2021年度からはC級実技の内容がベースになります。ナショナルトレセンのメニューでは、選手のレベルに合わず狙った現象が出てこないことが多いので、基本に立ち返ってC級のメニューで実施し徹底することは良いと感じました。

トレーニングの構成

・ムーブメントプレパレーション(選手が自身でできるようにする)
・キック&ヘディングドリル
・パス&コントロール
・スクリーン&ターン
・テーマに沿ったウォーミングアップメニュー
・TR1、TR2、ゲーム
・クールダウン

長野県トレセンのスケジュール

U-12:
北信越TC(6月、12月)
ナショナルトレセン(9月)
信毎杯(11月)
関東選抜(3月)
北信越TC U-13(3月)

U-11:
トレセンキャンプ2日間(9月)

U-10:
山梨遠征(8月、12月)

各ブロックトレセンのスケジュール

諏訪トレセンU-12/U-11/U-10:
選考会、マッチデーの予定あり。詳細未定。

選考について

・テクニック
・インサイト(サッカー理解)
・パーソナリティ(性格、コミュニケーション)
・フィジカル(体格、パワー)
・スピード(ランニング、反応、判断、思考、キック)
このような項目でチェックする

早生まれ選手を逃さないように、リストに生年月日と身長、体重の項を入れる。U-13以下での9月以降生まれのエリートプログラムもある。

ゲームモデルについて

観て->判断して->実行できる
・クイックリスタート
・複数ポジションでのプレーの獲得

モデルを作って共有していく。
トレセンは個を磨く場になるので、チームとしてのゲームモデルではなく、個人戦術を徹底するためのモデルと考えている、と解釈しました。

4種S4トレセンブロック割改編案について

U-12リーグ開催地域ごとでブロックを分けたい。

現行は12ブロック
長野市/北信/千曲/上小/佐久/安曇/松本/塩筑/木曽/諏訪/上伊那/下伊那

改編後は9ブロック
北信/千曲/上小/佐久/安曇/松本/諏訪/上伊那/下伊那

2021年4月、関係ブロックトレセン責任者会議
2022年4月、から実行できるように進めていく。

各地域のリーグが、JFAの公式な試合として開催されるようになったことが大きいと感じています。諏訪リーグに関して言えば、辰野/木曽/大桑が諏訪トレセンに入るのか、上伊那/下伊那のリーグに移るのか、ということが検討される見通しです。

強化指定選⼿制度

トレセンの中で優秀な選手をJアカデミーのトレーニングへ参加させる制度を新しく発足させる。
・U-13~U-16でナショナルトレセン、エリートプログラムに選考されたことがある選手(各カテゴリ2名程度)が対象

この年代については疎いので、正直どの程度の効果が見込めるのか定かではありませんが、新しい試みを取り入れていくことは素晴らしいと思います。アクションプラン2030にも繋がるものだと感じました。

松本山雅との協働

・松本山雅の選手が県トレセンに選考されることが多いので、松本山雅のスケジュールを考慮してトレセン活動を計画する。
・松本山雅のトレーニングにトレセンスタッフや選手が入って活動する。

U-12が対象ですが、U-12長野県トレセンの選考をすると半数くらいが松本山雅の選手になるのが現状です。(そもそも選考されている選手の集団なので当然なのですが。。)この現状を受けての改善案ですね。より効率の良いトレセン活動に結び付くと思いますので、やってみてどのような効果を生み出すのか楽しみにしたいと思います。
ミーティングの内容は以上です。これから場所を移して実技です。行ってきます。

では