2021年度B級コーチ養成講習会4日目

2021年度B級コーチ養成講習会4日目
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バタコーチです。

5月16日(日)講習4日目です。講義2セッション、インストラクターの指導で実技1セッション、ガイダンス1セッションでした。

講義:基本戦術

サッカー指導教本2020のP58~P92です。ポイントは

・サッカーのプレーにおける「状況把握(観る)」「判断」「実行」の連続で観ることの重要性
・視野の確保(ポジションと身体の向き、ヘッドアップ)
・攻撃の個人戦術(ボール保持者/オフの選手)
・守備の個人戦術(ボール保持者への守備/オフの選手への守備)
・攻撃のグループ戦術
⇒アイコンタクト
⇒相手の背後の狙う
⇒パス&ムーブ
⇒サポート
⇒コンビネーションプレー
⇒中央突破とサイド攻撃
・守備のグループ戦術
⇒ファーストDFとセカンドDFの関係
⇒チャレンジ&カバー
⇒縦パスに対する守備
⇒プレスバック
⇒マークとスパースのカバー
⇒ボール中心の守備
⇒横のスライド
⇒縦のスライド
⇒ゴール前の守備
・攻撃のチーム戦術
⇒ビルドアップ
⇒ボールの保持と前進(中盤の守備に対する攻撃)
⇒突破(引いた守備に対する攻撃)
・守備のチーム戦術
⇒高い位置からの守備
⇒中盤の守備
⇒リトリート・ゴール前での守備
・守備から攻撃への切り替えのチーム戦術
⇒カウンターアタック
⇒セーフティなボール保持
・攻撃から守備への切り替えのチーム戦術
⇒切り替え時のプレッシング
⇒守備の態勢を整える

指導実践ガイダンス

ビルドアップ
中盤の守備
中央突破
ゴール前の守備
サイド攻撃
クロスの守備

上記6テーマのうち1つor2つ(グループによる)が割り当てられて、6月に実施する指導実践を行います。その際にトレーニングについてのプレゼンを10分程度行って、その後に実際に指導実践を行うことになるとの説明がありました。

ちなみに私のグループの担当は「ゴール前の守備」です。

講義:フィジカル

・サッカーにおける体力要素と育成年代の体力トレーニング
・フィジカルアビリティ
・ムーブメントプレパレーション
・体力測定の目的
・ボールを使用して体力トレーニングを行う理由
・基礎パワートレーニングの効果

このような内容の講義を行いました。また次に行う実技の測定場の準備について説明がありました。

実技:フィジカル

・フィジカル測定の配置準備
・ムーブメントプレパレーション
・フィジカル測定
⇒40mダッシュ(10m地点のタイムと40m地点のタイムの計測)
⇒立ち5段飛び
⇒クランク
⇒ヨーヨー・インターミッテント・リカバリー・テスト
・ボールを使ったフィジカルテスト
・コアトレーニング

これらのメニューを実践しました。太ももに乳酸を感じるキツイ実技でした。

間の学習ガイダンス

前期と後期の間に実施する内容の説明がありました。

LogBook(練習記録)

⇒課題8テーマの練習メニューを作成し指導実践を行い、トレーニングの反省点などを赤ペンで記録する。うち2テーマ(攻撃1テーマ、守備1テーマ)については、A級、S級ライセンス保持者に立ち会って頂き、指導実践を観てもらいコメントとサインをもらう。

試合分析

2試合を観戦し、試合分析シートに記載をする。可能な限り自チームの分析を行う。

コンディション調整

⇒後期は指導実践中心になるので、選手役として動けるように整える

前期復習

⇒前期の内容をおさらいしておく

共通科目

⇒e-ラーニングで課題の勉強を行う。(スポーツ医学、スポーツ心理学、栄養学など)
6テーマについてはe-ラーニングでの試験がある
7テーマについてはレポートの提出をする必要がある
⇒レポートのポイントは課題をよく読み、自分の考え自分の言葉で

 

今年は常にサッカーのことを考える一年になりそうです。

では