2021年度 B級コーチライセンス講習長野県FAコースの流れ

2021年度 B級コーチライセンス講習長野県FAコースの流れ
Pocket

バタコーチです。

2021年度のB級コーチライセンス講習長野県FAコースの流れをまとめました。近年、コース内容が変更になることが多いらしいので参考になるか分かりませんが、これからB級コーチライセンス取得を目指す方の役に立てれば幸いです。

B級トライアル

B級コーチライセンス講習を受講するために、各県で実施する選考会になります。

事前課題

4テーマの指導計画書 ※指導計画書は、W-up/Tr1/Tr2/Gameの流れのフォーマット
-ポゼッション
-守備(チャレンジ&カバー)
-フィニッシュ
-前線の崩し

実施内容

・事前課題で作成した指導計画書から、各講習生に割り振られたテーマのTr2を10分で実施。
・指導対象は地元高校サッカー部

前期講習

事前課題

8テーマの指導計画書
-攻撃の個人戦術(パス&サポート)
-守備の個人戦術(チャレンジ&カバー)
-ビルドアップ
-中盤の守備
-中央突破
-ゴール前の守備
-サイド攻撃
-クロスの守備

試合分析シート
-試合を現地で観て試合分析をして専用フォーマットに記載(2試合分)
試合は4種でも、TRMでもOK

自己分析シート
-指定フォーマットに記載する

実施内容

1日目

-ガイダンス:B級コースの説明
-講義:分析①(プレーの原則)
-実技:ゲーム(高校サッカー部の試合を見学して試合分析して、指導実践計画書のネタにする)
-講義:プランニング(↑の試合分析の内容からプランニング)
-指導実践:グループワーク(4人組で指導計画書を作成する)

2日目

-指導実践:グループAが、W-up/Tr1/Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループBが、W-up/Tr1/Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループCが、W-up/Tr1/Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループDが、W-up/Tr1/Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション

3日目

-指導実践:グループAが、W-up/Tr1/Tr2/Gameを2人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループBが、W-up/Tr1/Tr2/Gameを2人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-実技:パス&サポート(インストラクター指導。高校サッカー部と講習生が選手役)
-講義:コミュニケーションスキル

4日目

-講義:サッカーの基本戦術
-指導実践:グループワーク(各グループにテーマが割り振られ指導計画書を作成する)
-講義:フィジカル
-実技:フィジカル(フィジカル会場作りとを測定実施)
-ガイダンス:間の学習の説明

5日目

-講義:コーチング
-実技:チャレンジ&カバー(インストラクター指導。高校サッカー部と講習生が選手役)
-指導実践:プレゼン(指導実践の内容を5分で説明する。模造紙やパワーポイントなどを自分たちで用意する)
-指導実践:グループCが、W-up/Tr1を1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループCが、Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループDが、W-up/Tr1を1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループDが、Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション

6日目

-指導実践:プレゼン(指導実践の内容を5分で説明する。模造紙やパワーポイントなどを自分たちで用意する)
-指導実践:グループAが、W-up/Tr1を1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループAが、Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループBが、W-up/Tr1を1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループBが、Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:プレゼン(指導実践の内容を5分で説明する。模造紙やパワーポイントなどを自分たちで用意する)
-指導実践:グループCが、W-up/Tr1を1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループCが、Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループDが、W-up/Tr1を1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
-指導実践:グループDが、Tr2/Gameを1人ずつ指導する。他グループは選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション

間の学習

前期講習と後期講習の間、各自で下記の課題を実施する

指導実践:8テーマ
-指導実践を行い振り返りを実施する。うち2テーマはA級ジェネラル以上の指導者に観てもらう。
※私は地元にコネがなく、A級ジェネラル指導者と連絡を取り、指導実践の場を用意してもらうことが大変でした。

試合分析:2試合
-試合を現地で観て試合分析をして専用フォーマットに記載(2試合分)
試合は4種でも、TRMでもOK

共通課題(e-ラーニング)
-スポーツ医学:2つ試験あり(不合格の場合は12月に追試。合格するまで再追試可能)
-スポーツ心理学:1つレポート提出(不合格の場合は12月に再提出)
-スポーツの社会科学:2つレポート提出(不合格の場合は12月に再提出)
-トレーニング科学:3つレポート提出(不合格の場合は12月に再提出)

後期講習

実施内容

7日目

-ガイダンス:後期の説明
-講義:スポーツ倫理
-講義:GK
-実技:GK(インストラクター指導。高校サッカー部と講習生が選手役)
-サマリー:B級講習内で習ったことを14テーマに分けて講習生ごとに割り振る。5分でテーマについてプレゼンを実施する。
-講義:分析②(ゲーム・プレーの分析)
-指導実践:後期の指導実践は、グループではなく個人で実施する。講習生ごとにテーマを割り振り

8日目

-実技:中央突破(インストラクター指導。高校サッカー部と講習生が選手役)
-実技:クロスの守備(インストラクター指導。高校サッカー部と講習生が選手役)
-講義:審判
-サマリー:B級講習内で習ったことを14テーマに分けて講習生ごとに割り振る。5分でテーマについてプレゼンを実施する。
-講義:世界のサッカー
-実技振り返り:中央突破とクロスの守備の実技について振り返り

9日目

-指導実践:Tr1/Tr2で15分。1人ずつ指導する。他講習生は選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
※人数分繰り返す
-サマリー:B級講習内で習ったことを14テーマに分けて講習生ごとに割り振る。5分でテーマについてプレゼンを実施する。
-指導実践:その日に行った指導実践について振り返り

10日目

-サマリー:B級講習内で習ったことを14テーマに分けて講習生ごとに割り振る。5分でテーマについてプレゼンを実施する。
-講義:チームマネージメント
-講義:セットプレー
-実技:セットプレー(講習生を2チームに分けてセットプレー対決)
-実技:コース内課題
-ガイダンス:試験について説明

11日目

-サマリー:B級講習内で習ったことを14テーマに分けて講習生ごとに割り振る。5分でテーマについてプレゼンを実施する。
-指導実践:Tr2/Gameで15分。1人ずつ指導する。他講習生は選手役。
-振り返り:指導実践についてディスカッション
※人数分繰り返す
-指導実践:その日に行った指導実践について振り返り

試験

口頭試験
-インストラクターと助手を相手(2対1)に、面接形式の試験。10分程度(不合格の場合は追試)

筆記試験
1時間を2回
-試合映像を見て分析
-講習で習った内容
-指導計画の作成 など(不合格の場合はレポート提出)

指導実践
-Tr2/Gameで15分。(開始前のミーティング、Tr2/Game間の準備も時間に含む)
-各講習生に1テーマを割り振る
-指導役以外の講習生は選手役
-不合格の場合は追試

追試
-指導実践/口頭試験の不合格者の追試を実施
-追試で不合格の場合は、講習期間外で再追試を行う(2年以内に会場/選手/インストラクターの設定は講習生自身が行う)
-再追試で不合格の場合は、JFAのB級講習での試験に参加して再試験を実施
-JFAの再試験で不合格の場合は「不合格」になる

 

1年間をサッカー漬けにする覚悟があれば大丈夫だと思います。確実に指導者としての成長に繋がる内容だと感じていますのでチャレンジしてみましょう。

では。