ちびっこサッカーフレンドリーに参加しました

ちびっこサッカーフレンドリーに参加しました
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バタコーチです。

今日は、ちの宮川FCの2年生以下で、松本市で開催された「ちびっこサッカーフレンドリー」に参加しました。人数の不足があり、3年女子2名にも参加してもらい、全7人で参加しました。

 

朝、試合が始まる前に、選手たちには「サッカーはどうやって勝ち負けを決めるスポーツですか?」と質問しました。そして「ゴールを決めた数が多いチームが勝つスポーツである」と話しをしました。これはサッカーで一番大切なことはゴールであると意識してもらいたかったから行った質問です。そのうえで「ゴールを目指してプレーしよう」と発破をかけました。

その後、2,3年だけ呼んで「全体にはゴールを目指してプレーしようと言ったけど、ゴールの数を競うスポーツだから、相手のゴールを減らすことも大切だね。君たちは1年生よりも多く活躍してほしいから、ゴールを守ることも意識してほしい」ということを伝えました。これは2、3年は最近の練習で回りが見えるようになってきていることと、味方と協力することの意識が高まってきていると感じたので、きっと味方同士で協力してゴールを守る作業をやってくれるだろうと期待したためです。

こうして、1年生はゴールを決めるというシンプルな目標を、2,3年生には、ゴールを決める、ゴールを守るという2点を目標にしました。

結果としましては、1勝3敗1分でした。以前参加した同様の大会では、選手の明らかな差を感じましたが、今日は差は埋まってきていると感じました。そして埋めるべき差とも言える一番の敗因は、攻撃時の守るべきゴールに対する意識の薄さだと感じています。これは個人の意識ではなくチームとしての意識ですね。

明らかに攻撃をしているときにはゴールを目指せていますし、明らかに攻められているときにゴールを守ろうとする意識は感じました。しかし攻撃スイッチが入ったときに守るべきゴールへの意識が薄くなり(誰が味方ゴールをカバーするのか曖昧になる)、反撃を受けてゴールを決められるシーンが見られました。

これはポジションを決めて、最後までゴール前の危険なスペースをつぶす役割を明確にすれば解決する問題かもしれませんが、選手たちに判断ミス、連携ミスがあったということを気づいてもらえるように指導していきたいと感じています。今日であれば2,3年に意識してほしかった目標でしたので、ここがチームとしての改善点かな、と思いました。

 

選手個人に関しましては、非常に成長を感じました。以前に比べれば明らかにゴールを守る意識は高まっていると思いますし、周りを見てパスを選択することや、コーチの話を聞いて、その後のプレーできちんと改善されていることが多々ありました。話を聞いて、自分なりに解釈し実行しようとする姿勢が見られたことが一番と収穫だと思います。これが他チームと以前より差が縮まってきた要因だと思います。この姿勢を今後も続けてくれれば、みんなもっと素晴らしい選手、チームになると期待できますね。

 

今日はとても楽しい試合を見せてくれてありがとう。選手たち。

 

では