鼻血の処置

鼻血の処置
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バタコーチです。

今日は鼻血の処置について調べてみました。先日の諏訪トレセン練習会で、ボールを顔面に受けて鼻血を出してしまった選手がいたのですが、素早く適切な処置ができなかったためです。

やるべきこと

■ティッシュも何もつめないで、しっかり鼻をつまむ
鼻血がでている方の鼻の穴をふさぐように、小鼻を真横から人差指で押さえても良い

■すわらせて下の方に顔が向くようにする

■目と目の間のおでこを冷やす

■この状態で5分以上安静にする

■10分以上やっても鼻血が止まらない場合は病院に

やってはいけないこと

■上を向く。
鼻血が鼻の中にたまらないのでなかなか止まらない。そればかりか、のどに流れ込んだ血を飲むことで吐き気をもよおします。

■ティシュを鼻に詰める
傷をふさぐ血が吸収されてしまい、止まりにくくなる。またティシュを抜く際に再度傷をつける恐れがある

■首をとんとんする
意味はない。むしろ傷に振動を与えるのでダメージになる。

聞いたやり方には間違った知識も多聞にあると実感しました。また、やるべき内容を見ると応急処置の基本であるRICE処置そのものであることに気が付きました。RICE処置は様々な応急処置において応用が利くようです。必須の知識ですね。

この知識も10年後には誤ったものと言われているかもしれませんので、常に学び続けることが重要であると感じました。

もし、今度(いないに越したことはないですが)ケガをした選手が出たら、適切に処置できるように心構えをしておきたいと思います。

では