JFAサッカー指導教本2020 はじめに
バタコーチです。
JFAサッカー指導教本2020の「はじめに」の章について書かせて頂きます。
はじめに
指導者とは
指導者の役割
教本では指導者の役割とは「一生懸命プレーする選手や子どもたちが楽しくプレーできるようにサポートすること」と説いています。この点については私も同感です。子どもたちの好きなサッカーをもっと好きになってもらえるようにサポートすることを忘れてはいけないと思います。また「指導者自信が楽しみながら生涯にわたって指導を続け、全ての選手や子どもたちが笑顔でプレーできる環境づくりを行うこと」が大切や役割と説いています。私も子どもたちからたくさんの元気や笑顔をもらっています。少しでも多くお返ししたいですね。
コーチの語源
コーチとは馬車を語源としており「選手を馬車のように下から支え、安全・快適に目標達成の手助けをしてくれる人」と定義しています。指導者は選手をサポートすることを第一に考え、これを忘れてはいけない、ということですね。
地域での役割/指導者のモラル
ここはコーチとしてというより社会人として持ちたい部分ですね。
フェアプレー
Japan’sWayといわれるサッカー協会の提唱している、日本サッカーが目指す指標のようなものがあります。ここでは「常にプレーに集中し、最後までプレーを続ける意思を持ち、フェアでたくましいプレーをすること、最後まで全力でプレーすること、相手に敬意を払うこと、けがをした相手がいれば助けること、審判員を尊重すること、ホイッスルが鳴るまで自分で勝手にプレーをやめないこと、判定に従い、すぐに次のプレーに移ることなど」と提唱されています。ここには「良かったことを褒め、感謝する気持ちを育みたい」という願いが込められていますね。
リスペクト
2018年ワールドカップで日本が敗退した後、使用していたロッカールームを綺麗にして行ったことがFIFAに賞賛されたことが紹介さえています。保護者や指導者、審判など人以外にもサッカーができることに感謝すること。このような気持ちを持つことが大切ということでしょう。いつもの練習後のグラウンドへのお礼の挨拶の意味が子供たちにも伝わってくれると嬉しいですね。
日本サッカーの取り組み
世界をスタンダードとした強化策の推進
ここでは「国内の勝った負けたではなく、常に世界をスタンダードとして自己評価し、必要な施策を考えていく」ことを推進しています。正直言って私はまだこの話を語れるほどのレベルに達していないです。まだまだ精進しなくてはいけないです。。
代表チーム強化、ユース育成、指導者育成、普及
日本サッカー強化の4本の柱を定めています。
ベクトルの共有
ここでは「クリエイティブでたくましい選手の育成」を掲げています。一貫指導ということを言っているかと思います。小中高を経て大人になっていく過程で、各指導者が同じ方向を向いて選手の育成にあたることが大切であることを説いていると受け取りました。私が関わった選手たちが上のカテゴリで「そんなことも知らないのか」など言われないようにサッカーを教えていきたいと思います。
プレイヤーズファースト
ここでは「勝とうとすることを大事にしつつ育てる、個の育成をしながら強いチームづくりを目指す」と記載されています。プレイヤーズファーストと言いつつチームづくりまで含めていることがポイントですかね。チームスポーツである以上、チームが強くないと勝てないですし、勝てないと選手もつまらない。つまりチームを強くすることを疎かにしても選手のためにならないということでしょうか。
指導者の仕事
①ゲームで選手をプレーさせ、コーチングする
②ゲーム分析をして課題を抽出する
③課題を基にトレーニングのプランニングをする
④トレーニングを行いコーチングする
この4つのサイクルをうまく機能させること。それにより「➄チームと選手の育成」を促進すること。また「⑥チームのマネージメント」と「⑦サッカーに関わる知識」としてメディカル、栄養、スポーツ心理学、発育発達などパフォーマンス向上のための知識を身につけることをと定義しています。私はまだ至らない点が多いです。まだまだ勉強不足です。頑張ります。
さて、「はじめに」の章ではこのような内容でした。次は「ゲームとは・サッカーとは」の章です。
では
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