保護者として指導者として
バタコーチです。
先日、うちの子供のお世話になっているクラブチームの試合があり応援に行ってきました。子供は中学三年で、今回の大会がクラブチームの公式戦としては最後の大会。負ければ実質の引退という大会です。
正直、うちの子供はチームの中では目立つ存在ではなく、半年くらい前にはベンチ入りすらないような立ち位置で、このまま引退するのだろうな、なんて思っていました。そのため、今回の試合でも正直期待しないでチームの応援だけしようと思っていました。
そんな考えをいい意味で裏切り、ついにスタメンでしかもフル出場し、チームも勝利して来週の試合に繋ぐことができました。子供が頑張ってきたことが報われたんだな、なんて親としてとてもうれしく思いました。
その後、今自分が請け負っている指導者という立場を顧みて、選手の指導は難しいと感じました。それは、指導者としては選手の頑張りの部分、どのような努力をしてきたか、何を目指して頑張っているのか、という結果ではない過程の部分を重視して見てあげたいと思っていました。それは選手の頑張りをちゃんと見ていることを伝えてあげたいと思うからです。しかし選手やその保護者の方は、結果でうれしく感じたり、悔しく感じたりする訳です。指導者は結果だけに一喜一憂しないようにした方が良いとは思いますが、結果に対し喜びや悔しさ感じている選手や保護者の方と共感することも大切だと、久しぶりに保護者の立場でうれしい気分になって感じることができました。
私は指導者として、選手の頑張っている過程を褒めて、結果に対して一緒に喜べるようになって、選手や保護者の方々と一緒に成長していきたいと感じた週末でした。
では
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