岩政大樹氏 講演会に参加しました
バタコーチです。
今日は、元サッカー日本代表の岩政大樹氏の講演会に参加しました。
とても伝える力が高く、頭の良さを感じる内容でした。
私が講演会の内容を聞いて感じたことを幾つか紹介します。
■運が良い。しかし、それを自分の力と過信することなく、とても謙虚に自分と向き合っている。
⇒偶然、高校のスカウトの方が見ていた試合で目立って進路に影響したり、入学先でポジションに空きがあったりと、 運を味方につけて、自分が活躍できる場があったという点はあるが、その手に入れた境遇を活かし、より自分を高めることに集中して成長を繰り返していました。奢ることなく、自らを律し、謙虚に努力を続ける人間性が素晴らしいと思いました。
■少年時代からセンターバックをやっていて、ポジションを極めている。
⇒普通は、色々なポジションを経験していくのですが、岩政氏は小学校からプロになってからもずっとセンターバックだったようです。結果的に適正のあったポジションをやり続けることができたことが良かったと思いました。もちろん将来を見越して適正を見極めることは非常に困難ですので、指導者として子供にはお勧めできません。
■自分の将来を見すぎないで、今に対して全力を尽くしている。結果として将来が付いてくる。
⇒高校卒業時にはサッカーを辞めて先生になるために大学進学を考えていたそうです。しかし、高校でケガをしたまま引退し悔いが残ったことから大学でもサッカーを続けたという経緯があったそうです。元々プロサッカー選手になるつもりはなかったが、サッカーが好きで、勝ちたい気持ちが強かったので、どうすれば試合に勝てるのかを、小学生のときからとことん考えてきていたそうです。試合に勝ちたい気持ちはサッカーの基本ですので、この気持ちを持ち続け、勝つために考え実行し続けた結果が、プロサッカー選手というものであったということでした。今を全力に生きることの大切さを痛感しました。
■自分のことを深く知り、課題を言語化して、「なぜ」「どのようにして」と自分の中で問い続けている
⇒上にも書きましたが、試合に勝つためには「なぜ」と「どのように」を考え続けることが大切だと言っていました。岩政氏のすごいところは、自分で考え抜いた結果、自分でこの考え方に行き着いたということです。本の内容を鵜呑みにしたり、周りの大人の言うことを聞いているだけでは辿り着けない境地だと感じました。
この公演を聞いて、岩政氏の著書に興味が出たので、買って読んでみたいと思います。
ここで得た知識、考え方などを、うまく子供たちにも伝えることをしていきたいです。
では
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