2019年度 長野県トレセン研修会
バタコーチです。
長野県トレセン研修会に参加してきました。長野県でトレセンスタッフとして指導するために必須となっている研修会になります。今回は、ナショナルトレセンU-12からの落とし込みということで実践形式での研修となりました。私たち各地区でトレセン活動を行っているスタッフが選手役になり、ナショナルトレセンスタッフや長野県強化部長の指導を受けるという内容でした。
<基本の徹底>
・動きながらのテクニック
・攻守に関わり続ける個人戦術
<テーマ>
①ゴールを奪う
②動きながらのテクニック
③ボールを奪う
④ゴールを目指す
<トレーニングの構成>
W-up:テクニックを徹底して反復させる
Tr1,Tr2:攻撃方向、ゴールをつけたトレーニング。目的達成のためにテクニックを発揮する
Game:選手の状況をみて、広さや人数、その他のルールを調整する
このような構成で、テーマ①~④を1.5時間ずつ行いました。トレーニングの内容は年々複雑になっている印象です。恐らく試合の中で起こっている事象・問題点を再現するための状況を作り出すために、設定がより細かくなっているのだと思われます。私たち大人でもメニューの意図を理解することが難しく、指導者のコーチングを受けて理解を深めていくという感じでした。私たちが行っている練習でも選手たちに意図が伝わっていないことが多々あるかと思います。練習の意図を理解してもらうためにもコーチングの重要性を認識しました。
今回のメニューを見て「攻撃的なテーマが多いな」と感じました。実際に指導を受けてみるとW-upはボールを扱うテクニックが求められるものが多く、Tr1、Tr2になると少人数でのゲーム形式のようなものが多くなりました。総じて言えることとして攻撃の質を高めるために、強度の高い守備が必要ということです。テーマとなっている攻撃を磨くために、相手には強度の高い守備が必要になる、結果として守備の練習にもなっていると感じました。これらの練習メニューを効果的に実行するためには、同レベルの選手が最低でも7人程度必要だと感じています。少年団での練習では厳しいかな、と感じましたが、それを実現して体験できる場としてトレセンは必要だとも感じました。
今回の研修会を受け、自分自身の技術の無さを痛感しましたし、選手により質の高いデモンストレーションをみせてあげることができていない不甲斐なさを感じました。選手のために自分自身も練習をして、良い見本を見せることができるようになりたいと思います。
では
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