U-8 の大会に参加しました
- 2019.08.26
- 公式戦
- ちびっこサッカー, 成長, 松本山雅FCミニサッカー大会
バタコーチです。
この週末では、U-8の大会に参加しました。24日(土)はきずなちびっこサッカーフレンドリーに参加し、25日(日)は松本山雅FCミニサッカー大会に参加しました。
結果としましては、24日は3勝2分けで負けなし。25日は予選リーグを3勝1敗で2位。順位決定トーナメントは1勝1敗で3位になりました。普段の練習では戦術的なものやポジションには全く触れず、ひたすらに個人技術を磨くことを集中してきた中で、ようやく勝利できるようになってきたことがとてもうれしかったです。
今回の大会では、何点か心に残ったことがありました。1つは声掛けです。集合をかけるとき、ベンチで応援するとき、試合で選手交代をするときなどに、相手に対して気持ちを伝える前向きな発言が増えてきました。サッカーの実力以前に人間性を第一に考えたいと思っているところで、この成長はとてもうれしく思います。そのため、今回の大会でのチームMVPはベンチで試合に集中して声かけを続けてくれた選手を選びました。まだまだ技術的には未熟ですが、このままサッカーを好きになってくれて練習を続ければとても良い選手になってくれるだろうと期待しています。
2つ目はディフェンスです。相手にボールを奪われたときの戻りでサボる選手が減りました。ボールに素早く寄せてすぐに奪いかえすことができていると思います。さずがに試合終盤や5試合目くらいになってくると足が止まることもありましたが、限界までがんばっていることが伝わってきて素直に感動しました。次はチームで協力してボールを奪うこととゴールを守ることを分担してできるようになれば面白いかな、と思いました。
3つ目はドリブルです。チームが勝てるようになった要因として最も大きいものだと思います。普段の練習でも多く時間を割いているドリブルですが得点に届くようになってきました。これまでは、ドリブルをしてもハーフラインにも届かないことが多かったのですが、これがシュートまで行けることが増えました。一番の理由は、横の動きを効果的に使えるようになったことで、サイドでの突破が増えて縦に行きやすくなったことが挙げられると思います。これは指導して変わったものではなく、選手たちが自然に変わっていったものです。
4つ目はパスです。これまではパスの選択肢はほとんどなく、ドリブルしか攻撃のオプションはなかったのですが、大分パスを使うようになってきました。これは1つ目の声掛けと同じような要因があると思うのですが、チームとして仲間を認めることができているのだと思います。自分とボールだけの関係性から、チームメイトという概念が芽生えてきたのだと思います。これが出てきたのなら、3人くらいでのグループ戦術を実践することもできるようになってくるかと思いますので、いよいよ次のステップに行けるころかもしれません。
上記の通り、選手の多くの成長を目の当たりにして、非常に感動し有意義な週末だったと思います。これからも選手の成長を糧にコーチとして精進していきたいと思いました。
では
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