南信トレセン交流会に参加しました

南信トレセン交流会に参加しました
Pocket

バタコーチです。

今日は、南信トレセン交流会ということで、下伊那TCさんと諏訪TCで交流試合を行いました。私が担当している諏訪トレセンのU-10ですが、今日の試合で何点が気になったところを挙げたいと思います。

ディフェンスの基本が徹底できていない

ディフェンスの基本は「ボールとマークを同一視野で見ること」「マークとゴールの間に立つこと」「素早く寄せてパスカットを狙うこと」このあたりの意識が弱い選手が何名かいました。多いのが「ボールばかり見てマークを見失ってしまう」「ボールとマークの間に入ってしまい、ゴールへ向かう危険なパスコースを空けてしまうこと」です。パスカットを狙う意識はとても高く良いのですが、ゴールを守る(ゴールに向かわせない)意識がまだ弱いと感じています。いつならボールを奪いに行けるのかということを考えられるように指導していきたいと思います。

パスが雑

とても魅力的なパスを狙っていることは伝わるのですが、恐らく狙いよりズレているパスが多いです。事前にスペース見つけて、パスを受ける前に次のパスをイメージしていることはわかるのですが、そのスペースへのパスがノールックだったりして、受け手が戸惑うケースが多かったです。パスの基本は受け手との意識の共有ですので、パスを出すときには、受け手が次に行うプレーを手助けできるように意識してパスの精度に拘ってほしいと思います。

パスではもう一つ、浮いたボールになってしまうことや、ちょろっと蹴っただけというパスがありました。技術的な問題もあると思いますが、そのようなパスは繋がったとしても、次のプレーが遅くなってしまい、チームの足を引っ張ることになります。縦に早く浮いたパスを送っても、受け手がボールの処理に戸惑えば早い攻撃にならないのです。早く正確なグラウンダーのパスを左右どちらの足でも出せるように拘って声をかけていきたいと思います。

 

今回、特に気になったことはこの2点です。次回の練習会ではこのあたりも意識して声をかけていきたいと思います。
では。