子供の成長を考察してみた

子供の成長を考察してみた
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バタコーチです。

コロナウィルス感染拡大の影響で、長野県でも活動自粛が一般的になっており、私が所属するちの宮川FCでも3月から活動自粛が続いています。そんな中でも少しずつでも良いのでできることを進めていきたいと思います。

さて、今回は子供の成長について考察してみました、というより普段から常に意識していることではありますので、今回は私の考えをまとめてみた、が正解かもしれません。

子供の成長を語る上で出てくるキーワードとして「スキャモンの発育曲線」というものがあります。ヒトは生まれてから成人(20歳)するまでの過程で、身長や臓器が大きく成長していきますが、その成長具合をグラフで示したものがスキャモンの発育曲線です。スキャモンの発育曲線では、20歳時点での発育を100(%)としたときの成長パターンを
一般型:身長や体重、筋肉、骨格などの成長(小学生ではあまり成長を期待できない)
神経型:脳や脊髄、視覚器などの神経系や感覚器系の成長(小学生でほぼ完成)
生殖型:生殖器、乳房、咽頭などの成長(肉体的な成長の目安にしやすい)
リンパ型:体を守るための免疫系の成長(小学生は疲れが残りにくい)
の4つに分類して表現しています。

私はスキャモンの発育曲線に、精神面の成長をプラスするとよいのではないかと考えています。私の考えている内容を表にまとめてみました。※PDFリンクになっています。

成長特性

選手の年代によって、どのようなトレーニングが効果的か、次の世代に繋ぐために今必要なことは何なのかを考察したものになっています。ここでのポイントは成長は個人差があり、また個人の中でも身体的な成長は早いが精神的な成長は遅いということもある、ということです。つまり同じ年代でも個人個人で適切なトレーニングや声掛けが変わってくるということになります。

選手一人一人を見極めて、適切なトレーニング環境を提供できるように、私も日々研鑽を重ねていきたいと思います。

では