コロナによるお休みの間の宿題
- 2020.04.26
- トレーニング
- スキャモンの発育曲線, 低学年, 自主練
バタコーチです。
コロナウィルス感染拡大の影響により少年団の活動自粛がまだまだ続いています。私が2年生以下の子供たちに出してきた宿題を記録しておこうかと思います。
靴ひも結び
私の出した宿題の第一弾は靴ひもを結べるようになることです。この宿題の目的は以下の通りです。
・神経系の発達に優れた年代ですので、指先を細かく使う作業が発達特性的に良いと考えたこと
・小学校にあがったばかりの選手が多いので、一つのことに集中する経験をしてほしかったこと
・紐が結べなくてベンチに下げられることがあるので、家にいる時間で結べるようになれば選手のためになると考えたこと
更に、1分間に何回結べたか発表してもらうことで、競争を促しやる気に火をつけることも意識しました。
結果として、紐結びができない選手はいなくなり、1分で何回も結ぶことができる選手も出てきました。
姿勢をよくする
第二弾は姿勢を良くすることです。長期間家にいることにより、スマホなど携帯ゲームをする時間が長くなることを予想しました。そこでスマホゲームや食事のときなど、猫背になる癖をつけないように以下を意識してもらうようにしました。
頭の上に手をグーッと伸ばすとお腹が凹むと思います。この上半身の姿勢を常に意識させてください。スマホやテレビを見るとき、食事や歩くときなど、下を向かないように姿勢を意識しましょう。
姿勢はすべての運動だけではなく生活の中でも大切になりますので、変な癖がつく前に矯正できればいいな、と考えました。
大きなおはよう!
朝に大きな声を出すこと。挨拶をしてコミュニケーションをとる事が目的です。これも家にいる時間が長くなることに対し、一日を元気よく始めることで心のケアにもなるかと思い考えたものです。サッカーでも大きな声を出すことは大きな武器になりますので、是非やってもらいたいと思いました。
足指でタオル引き
タオルを足の指で引くことで、普段使っていない足の神経を刺激することが目的です。サッカーでは足を使うことが多いので、足を細かく使う経験をしておくことが役に立つと考えました。
落下する鉛筆キャッチ
これは鉛筆でなくても良いのですが、誰かが鉛筆を落とした瞬間にキャッチすることで反射神経を鍛えます。相手との駆け引きもできるので面白くできるかと思い提案しました。
縄跳び
これはリズム感を鍛えることとスタミナの強化、時間感覚を身につけることを目的にしています。縄跳びがリズム感と体力を強化に良いのですが、5分で飛んだ回数を記録することで時間を意識することと、数字で成長を把握できることでやる気を刺激できるかと思いました。尚、5分はこの年代の試合時間を意識したものです。
まだ自粛期間が続きそうですので、次のネタも考えていきたいと思います。
では
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