ちの宮川FC U-8練習202012_3

ちの宮川FC U-8練習202012_3
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バタコーチです。

ちの宮川FCの2年生以下の2020年12月第3回、第4回の練習のメモです。

参加人数

12月19日(土)
2年:5人
1年:3人
年長:2人

12月20日(日)
2年:4人
1年:5人
年長:2人

練習テーマ

・自分でやりきる
・強くボールを蹴れるようになる
・パスを使う

Trメニュー

<ウォーミングアップ>
・ドリブルラン
・ジョグ&バックラン
・サイドラン
・スキップ(手をたたきながら)
・斜めステップ
・斜めバックステップ
・コーンドリブル
⇒新しい技:ルーレットを教えた。

<Tr:キック>
・リフティングでボールを蹴る感覚を身につける
⇒手に持ったボールをキック&キャッチ(左右交互に)
1回キック&キャッチを10回連続でできたら、2回リフティング、3回リフティングと増やしていく
⇒ボールの回転で、ボールを中心を蹴っているかチェックする
⇒足の固い個所をボールの中心に当てる感覚を身につける

・持ち蹴りで、20M先のゴールへ蹴りこむ
⇒浮き球をキックさせることで、ボールの中心を蹴りやすくする
⇒ゴールを狙わせることで1回1回に集中させる

・マーカーにボールを乗せてゴールへシュート
⇒ボールをやや浮かせて、ボールの中心へ蹴りやすくする

・投げたボールをキックで返す
⇒2人1組で、一人が相手の足に向かって軽くボールを投げて、そのボールをインステップキックで返す
⇒右足と左足、両方を使う
⇒一人が相手の胸に向かってボールを投げて、そのボールを体で受けて前に落とす。更にキックで相手に返す。
⇒動いているボールの中心を捉えることができるようになる。

・ドリブルからの横パス
⇒10M四方のグリッドを作って、対角線上の2か所にゲートを作り、もう2か所対角線上にマーカーを設置する
⇒マーカー位置に選手を配置する
⇒マーカー位置からゲートに向かってドリブルし、ゲートを抜けたらもう一方のマーカーにいる選手へパスをする
⇒パスを受けたら前方のゲートへドリブルをして、同様に横パスをする
⇒これで四角にドリブル&パスをグルグルと回す。
⇒グリッドを2か所に作って、どちらのグリッドが早く回せるか競争させる
※2か所のグリッドはコーンの位置を逆にして、右足用の左足用で設置する
※ドリブルの進行方向以外へのパスを強制することで、キックの時の身体のひねりを覚えてもらう

<Tr:シュート>
・コーンドリブルからのシュート
⇒最後のコーンは間を広く取り、スピードを上げて抜くことを意識させる。
更に、そこからシュートを打つ練習をする。
⇒最後のコーンを躱すときには、カットインやダブルタッチ、ルーレットなど
抜き技を使ってシュートまで持っていくように声替えした。
⇒運ぶドリブルから抜くドリブルをして、最後にシュートで終わるイメージ

・3対1
⇒両ウィングバックと1トップに攻撃を配置。コーチは一人DF役で1トップに付いている状態で、1トップにパスを入れるところから始める。
⇒1トップの選手はDFを背負っているので、無理に前を向かず、ウィングバックの上がりを待ってパスを使う。
⇒コーチは素早くボールに寄せてゴール方向へのドリブルを防ぐ。
⇒攻撃側はパスを駆使して、コーチに追いつかれる前にシュートを打つ
※パスコースを作るために、ボールを持たない2選手が直線で被らないように、3角形を作るイメージを伝えた。

<ゲーム>
・5対4ゲーム
40M×20M、ハンドボールゴール。オフサイドなし。コーチがフリーマンで入る。
⇒ボールに対して積極的にプレーしているかチェックする
⇒ボールを少し追ってあきらめてしまう選手や、攻守の切り替えで早く動けない選手に煽りを入れる
⇒どこに動けばゴールを目指せるのか、縦にパスをもらう動きをチェックする

総括

・キックの練習では、足のどこに当てると飛ばすことができるのか感覚を掴んできた選手が増えてきたと思う。練習前の遊びでシュートを打っている様子を観察すると、以前より強く蹴る選手が増えていた。この様子を見てパスを教えても良い時期かと思った。

・ドリブルからの横パスでは、始めは全然思ったところに蹴れなかったり、全く届かなかったりしたが、競争させることで意識が高まったのか、10分程度やったときには十分試合でも使えそうなくらいに蹴ることができるようになっている選手が出てきた。ドリブルしている方向以外へのパスは試合では必須の技術なので、今後も続けて行きたい。

・シュート練習では、覚えたてのルーレットからのシュートをしたり、ダブルタッチからのシュートをしたりとチャレンジする選手が多くいてとても良かった。

・3対1では、ゴールが近くにあるということで、味方にパスではなく前を向いて勝負を仕掛けることは間違いではない。繋ぐパスをさせたい練習でゴールが近くにあるという状況は好ましくないかもと思った※反省点。パスを選択しないで積極的にシュートを狙う選手がいたが、やはり子どもは本能的にわかっているな、と感じた。

・ゲームではパスを出した後に前に走り出して受ける選手や、ドリブル練習したことをやろうとする選手がいた。とても良いことだと思う。また、今のチームではパスを出すことを嫌がる選手がいないため、お互いにパスを出してくれるという信頼感があるように感じる。※もちろんほしいタイミングで出てこないことは多々ある。

では