JFAサッカー指導教本2020 第二章:ゲーム・プレーを分析する②
バタコーチです。
今日は、JFAサッカー指導教本2020 第二章:ゲーム・プレーを分析する、その2です。ボリュームが多いので分割して書きたいと思います。
第二章:ゲーム・プレーを分析する
ゲーム分析の種類と目的
自チームの分析
ここでは大きく3つにわけて考えています。
・チームの課題の抽出
・チームの現状把握
・選手個々のプレーの課題の抽出
です。私の教えているU-10やU-8では選手個々のプレーの課題の抽出が必要だと考えます、先のサッカーの特性や目的に沿ったプレーになっているか、しようとしているかを見る必要があると思います。
相手チームの分析
対戦相手の特徴を知り、ゲームに勝利するために活用するための分析です。育成年代では自チームのより良い点を取り入れるために行っても良いかと思います。
選手のスカウティングのための分析
ここでは「タレントの発掘」と「獲得を狙う選手の分析」と記載があります。私もトレセンでタレントの発掘には関わるのですが、スタッフ個人の志向に影響することも大いにあります。クラブチームの選手選考になると選手だけではなく両親の身長なども分析の対象になっていますね。
国際大会などの分析
今の世界のトレンドを知り、最先端のサッカーを選手に伝えるために必要な分析です。しかし育成年代では、更に先を見据えて指導する必要もありますので、これからサッカーがどのような方向へ進んでいくのか、考えを巡らせるのも面白いところですね。
第二章:ゲーム・プレーを分析する、その2は以上になります。次は「分析の観点~何を観るのか」です。
では
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