JFAサッカー指導教本2020 第二章:ゲーム・プレーを分析する①
バタコーチです。
今日は、JFAサッカー指導教本2020 第二章:ゲーム・プレーを分析する、についてです。ボリュームが多いので分割して書きたいと思います。
第二章:ゲーム・プレーを分析する
ゲーム・プレーを分析する上で大切なこと
1.サッカーのゲームとして分析する
ここでは「ゲームの特性やサッカーの特性に照らし合わせて分析すること」とあります。この点は私も意識しているところです。良いプレーと悪いプレーの基準を明確にして、選手に伝えることができるようにするために言語できないといけませんので、その指標として私は考えています。また、「選手が楽しんでいたか否かを見ること」とありました。選手が楽しめなかったゲームは良いゲームではないということだと思います。納得です。
2.ゲームで自分たちが理想とするプレーからの逆算
ここでは「自分たちの理想とするプレーがどのようなプレー」なのかということと「それができていたのか、できていなかったのか」を分析するとあります。前者についてはチームを導くにあたって常に持っているべきものであり、後者は自分の指導が狙い通りに行っているのかを判断するための基準となるものだと考えます。特に後者は何をもってOK/NGとするのか判断の基準を明確に言語化できていないといけないと思います。
また「意図したプレーをミスした場合にはミスの原因を分析する必要があり、意図したプレーができなかったときには、そのプレーが成功でも失敗でも、なぜ意図したプレーができなかったのかを分析する必要がある」とあります。この一文は分析の基本となる考えのひとつだと思います。
3.現象から原因を探る
ここでは「パスミスやコントロールミスなどの現象は誰でも分かる。指導者はその現象にとどまらず、ミスの原因、成功の要因を見抜かなくてはならない」とあります。この点はその通りだと思います。しかし、それが中々難しく分析の結果本当にそれが原因だろうかと不安にもなります。それを確認するためにも現象が再現でき、分析した結果を導くトレーニングを常に考案しないといけないですね。
第二章はまだまだ続きます。今回はひとまずこのくらいで。
では
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