ちの宮川FC U-8練習202012_1

ちの宮川FC U-8練習202012_1
Pocket

バタコーチです。

ちの宮川FCの2年生以下の2020年12月第1回の練習のメモです。

参加人数

12月6日(日)
2年:4人
1年:6人
年長:2人

練習テーマ

・自分でシュートを決めきる
・自分でゴールを目指す
・パスを使ってみる

Trメニュー

<ウォーミングアップ>
・ドリブルラン
・ジョグ&バックラン
・サイドラン
・スキップ(手をたたきながら)
・斜めステップ
・斜めバックステップ
・細かいステップでラン
・大股ステップでラン

<Tr:キック>
・リフティングでボールを蹴る感覚を身につける
⇒手に持ったボールを離してキック&キャッチ(左右交互に)
⇒ボールの回転で、ボールを中心を蹴っているかチェックする
⇒足の固い個所をボールの中心に当てる感覚を身につける

・持ち蹴りで、誰が一番遠くまで飛ばせるか競争
⇒浮き球をキックさせることで、ボールの中心を蹴りやすくする
⇒競争心を煽って、1回1回に集中させる

・置いたボールを、誰が一番遠くまで飛ばせるか競争
⇒試合の中でパスを出せる距離をイメージ
⇒誰が遠くまでパスができて、誰が近くにフォローに行かないとパスが来ないのかを知る

<Tr:2対2でパスゴール>
⇒2対2のゲーム形式
⇒ゴールラインを設定し、ラインを越えた先にいる味方へパスを通したらゴール
※縦パスを通したらゴール
⇒ディフェンスは素早く寄せてパスを出させない
⇒ディフェンスはボールだけではなく、相手選手の動きも見る必要がある
⇒オフェンスはボールを出したら、ボールを追い抜く動きをしないとゴールに結びつかない

<ゲーム>
・5対5ゲーム
40M×20M、ハンドボールゴール。オフサイドなし。
⇒ボールに対して積極的にプレーしているかチェックする
⇒ボールを少し追ってあきらめてしまう選手や、攻守の切り替えで早く動けない選手に煽りを入れる
⇒パスを有効に使えているか、使えていない場合は何が原因か観察する

総括

・キックの練習では、やはりリフティングが安定している選手は、遠くまでボールを飛ばすことができる。安定してボールの中心を足のポイントに当てることができているということだと思う。初心者のキックの練習にリフティングは有効だと感じた。

・2対2では遠くまで飛ばせる選手はロングキックを多用していた。単純なプレーでゴールに直結するパスを、教えなくても理解している。理屈っぽい大人よりもよっぽど子どもたちの方がサッカーの本質を本能で理解していると感じた。子供たちから学ぶことは本当に多い。※団子サッカーも、ボールが大切だということを本能で理解しているから出てくる現象だと思っている。

・ゲームでは有効なパスが中々出てこなかった。ボールを持たない選手の動きが、基本ボールに寄ってしまうことが一番の原因だと思う。ボールに寄せることは良いことなので、この意識をなくさないように、ボールとの距離を空けてスペースを作り出すことを、どのような声かけで伝えるべきか悩ましい。

・ゲームでは点の取れる選手と点の取れない選手が二分してきている。決定的な違いはボールを奪う力の差だと感じている。低学年では基本パスが来ないサッカーなので、自分でボールを奪わないとゴールチャンスも巡ってこない。ボールには全員寄る意識があることは良いが、そこから更にもう一歩踏み込んでいけるかどうか、これが決定的な差になるので、選手たちに繰り返し声をかけて、自分で奪いきるプレーを継続してできるようにしていきたい。

では