諏訪トレセン練習会(2018年第三回)
バタコーチです。
今日は、諏訪トレセンの練習会がありました。先日、県12ブロックの交流戦があり、課題の落とし込みがありましたので、今日はその内容を踏まえた練習メニューを実施しました。
練習では、下記の点を意識してもらうため、選手へ練習開始前に伝えました。
・まずゴールに向かう
・周りを観る(そのうえでどのようなプレーが最善か判断する)
練習メニューですが、U-12のナショナルトレセンの練習メニューから抜粋して実施しました。内容はこちらです。
①パス&コントロール
⇒A地点から10Mのドリブルをしたらターンをして、A地点にいる選手へパスを出す
⇒パスを受ける選手は、前に走りながらパスを受け、パスを受ける際にスピードを落とさないようにする
②パス&コントロール
⇒A地点からB地点の味方へパス
⇒B地点のパスを受ける選手は、前に走りながらパスを受けてターン
⇒ターンをしたらB地点までドリブルして、再度ターン
⇒A地点の味方へパス。A地点のパスを受ける選手も前に走りながらパスを受ける
<キーファクター>
・動きながらのパス、コントロールの質
・動き出しのタイミング
・ドリブル・ターンの質
<アレンジ>
⇒②パス&コントロールの練習で、パスを受ける選手の後ろにディフェンス役を付ける
⇒パスを受ける前とボールが移動中に周りを観ることを意識させて、ディフェンスの動きに対応したターン(判断の伴ったプレー)ができるようになることを期待した。
③6対3
⇒15M×30Mの長方形を3つのエリア(A,B,C)に分断する。
A |
B |
C |
⇒各エリアに3人ずつ選手が入り、AとCがオフェンス、Bがディフェンスになる
⇒ディフェンスは2名はボールを奪いに行き、1名はBエリアでパスカットを狙う
⇒オフェンスはボールを奪われないようにコントロールし、A⇔Cのパス(縦のパス)を目的にする
<キーファクター>
・良い準備(観る・観ておく)
・動きながらのパス、コントロールの質
・動き出しのタイミング
④5vs5のゲーム
今日はこのような練習を実施しました。キーファクターにあるように、観てボールを奪われないためにファーストタッチをどこにコントロールするべきかを判断してプレーしているかを観察していました。
しかし、練習が発展してディフェンスが本格的になると、パスを要求するときですら周りを見れなくなってきて、パスが自分に向かってくるときに観ることは全くできなくなっていました。まだまだ観る意識が必要ですので、「各チームに帰ってもパス練習の時にはコーチに言われなくても、パスを要求するときに観る、パスが自分に来たらファーストタッチまでに観る、この癖を6年までにつけることができるように」と各選手には伝えました。また「チームの仲間にも学んだことを教えてあげてね」と伝えました。このようなアドバイスを真剣に聞き、実践する子は間違いなく伸びていくと思います。次の練習会までにどれだけ上達しているか楽しみにしたいと思います。
また、今回の練習では、2名のケガ人が出てしまいました。ボールを顔面にぶつけて鼻血が出たものと、ボールに乗ってしまい腰を強打したものでした。2名の負傷者に対し適切な処置の判断が未熟で、まだまだ至らないことが多いことを実感し反省しています。
学ぶことを継続し、選手のためになるより良い指導者を目指して頑張りたいと思います。
では
-
前の記事
記事がありません
-
次の記事
諏訪トレセン練習会(2018年第四回) 2018.12.17
コメントを書く