2019年高校サッカー選手権
バタコーチです。
明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
今年も例年通り年末年始は帰省しました。今年も天候に恵まれて初日の出、富士山を拝むことができました。
さて、本題の高校サッカー選手権ですが、長野県代表の都市大塩尻の初戦が2日にありました。私は帰省中で映像を見れていませんでしたが、昨日、録画していた試合を見ましたので感想を述べたいと思います。
キックの精度
相手の瀬戸内との差はほとんど感じませんでしたが、結果を左右したのは1本のキックでした。シュートがゴールに入るか入らないか、ということです。瀬戸内も脅威を感じるような攻撃は仕掛けてきませんでしたが、一本のシュートがコースを突いてゴールを奪いました。都市大塩尻のシュートは枠を捉えることが少なくゴールを奪うことができませんでした。
また、高校サッカーではディフェンスの裏を狙った縦パスを多く使うのですが、縦パスが裏まで届かなかったり、敵の足元に行ってしまうシーンが多く見られました。
球際の競り合い
都市大塩尻の球際のボールに対する意識はとても高く感じました。とても良いと思います。しかし、相手を削ってしまったりするシーンが目につきました。これは相手よりも遅くボールの到達しているから起こる現象です。瞬発力の差だとは思えないので、恐らく一歩目の判断のスピードの差だと思われます。次にボールが来る予測の精度と相手よりも先に動く判断力の差ではないでしょうか。
組織されたディフェンス
試合を通して、隙らしい隙が見当たらない、とても組織されたディフェンスをすると感じました。全国に出てくるチームは基本、チームとしてのディフェンスが精査されており、ディフェンスにおけるグループ戦術の部分に練習時間を割いているのではないか、という印象を受けました。その裏返しで攻撃部分は、選手の判断に任せることが多いのではないかと思います。恐らく攻撃面が磨き切れていないのは、このあたりに原因があるのではないかと感じました。
私が試合を見て感じたことは以上の通りです。
今回の選手権は、優勝候補の東福岡と前橋育英が福島県代表に負けるということも起こっています。なぜそのような番狂わせが起こるのか、などを考えて、残りの試合も見てみたいと思います。
では
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