「やる気を出せ!」から見える指導の問題点。育成指導者に必要なものとは?を読んで
バタコーチです。
今日は、ジュニサカの記事「「やる気を出せ!」から見える指導の問題点。育成指導者に必要なものとは?」を読んでの感想です。
今日もたくさんの学びを得ることができました。
コーチが考える“やらなければいけないこと”を優先し、子どもがイメージする練習の“やりたいこと”から遠ざかるとモチベーションが下がってしまいます。そういうことが必要なこともあるし、選手のレベルにもよるところです。ただ、ドイツのコーチにはその部分への気配りがあるような気がします。やらなければいけないことをやるために子どもがやる気をなくすのなら、やらなければいけいことを調整して子どもがやりたいものの中からやらなければいけないことにできるだけ関わるような練習のやり方に修正しますし、コーチはそう学びます
これは子育てにも共通することですね。親が考える”やらなくてはいけないこと”を子供の”やりたいこと”より優先させる。子供がやろうとしているのに「早くしなさい」というように言ってしまうことはあるかと思います。すると子供のモチベーションは下がります。
同じようにサッカーの練習でも、子供がやりたいこととコーチの指導内容が乖離している場合、子供のモチベーションが落ちてしまう。特に低学年ではこの傾向は顕著ですね。子供のやりたいこととコーチのやらなくてはいけないと考えていることのバランスをとって、楽しく導けるようになりたいと思います。
シュート練習が終わって次の練習を始めようとしているのに、まだボールを蹴っている選手がいるとします。その時、僕ははっきりと伝えます。『大きな目標をないがしろにして、その時の楽しさだけを優先するのはどうだろう?』と。『いい練習をして、いい試合をして、いいチームになりたいのであれば協力してほしい。でも、やるやらないは君たち次第だ』。そこの線引きは子どもたち自身が行うものです
普段の練習でもよく見かける光景ですね。何人かの選手が好きに行動してしまうこと。これを子供のモチベーションを下げないように協調性をもって行動してもらうように導くことが非常に難しいです。私は何度も失敗しています。次はどんな練習をするんだろう、とわくわくするような感じになるようにしていきたいですね。
では
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