「指導者の質向上のために。JFAが仕掛ける新しい動画サービスの形」を読んで
バタコーチです。
今日はサカイクの記事「指導者の質向上のために。JFAが仕掛ける新しい動画サービスの形」を読んでの感想です。
https://www.sakaiku.jp/column/knowledge/2019/014013.html
常々、JFAはサッカー入門者向けの情報発信が少ないと感じていましたが、近々、動画配信サービスを始めるようです。私も指導者を始めるにあたって何で勉強するのか、といえばサッカー雑誌や練習メニューの指導書など、書物への投資が多かったです。その場合、これから指導者を志す人にとっては、なかなか踏み込めない投資になってしまいます。
我々がやろうとしているプログラムのターゲットは、ボランティアコーチと学校の先生です。サッカー経験がない人達が、指導の引き出しを増やすためのプロジェクトを準備しています。それが、オンラインでの指導サポートです。JFAのWebサイトに、年代別、テーマや課題別のトレーニング動画を掲載し、それを参考にトレーニングをしてもらいます。まずは茨城県サッカー協会がテストトライアルでサポートしてくれて、水戸ホーリーホックも賛同してくれています。そこに、JFA の技術委員会が持っている指導体系をベースに、約100ほどのコンテンツをすでに作っています。
――そのサイトは、誰でも見ることができるようになるのでしょうか?
その予定です。動画を見てトレーニングをする、指導をするだけでなく、指導の様子をモニターしながら、指導ライセンスを持っている人がリアルタイムでアドバイスを送る、いわゆる遠隔サポートも考えています。遠隔サポートしてくれるコーチが、数ヶ月に一回、グラウンドに行って指導をするという形をとれば、コストもそこまでかからずにできます。まずサッカーでそれを作り、プラットフォームを他の競技にも開放します。そうすることでスポーツが良くなり、ひいては日本全体が良くなると思っています。テクノロジーを使うことはポジティブに考えていて、2019年の5月にJFAテクニカルニュースをオンライン化します。ただ、テキストデータをそのままデジタル化しても面白くないので、ダイナミックに動画を使う。それが今のビジョンです。
サカイクWeb記事より引用
文章を読む限りでは、初心者にも参加しやすいサービスに感じます。指導者ライセンスを取る時間を作れない人や、親コーチ、これから指導者を目指す人などにも良いのではないでしょうか。私もサービスが開始されたら見てみたいと思います。一般ユーザからも練習メニューが投稿できたりするらしいので、よりユニークなサービスになる可能性を秘めていますね。楽しみです。
興味のある方は、是非チェックしてみては如何でしょうか?
では
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